好きだって何度も言ったくせに!




わるい、なみか・・・
あいつにガキができたんだ





・・・別れてくれ









サヨナラの花束に紫蘭を添えて










あんた、やっぱりフラレタの?
こりないねぇ。だからいったでしょ。
あーいうやつは絶対ほかに女作るんだって。





・・・ほっといてよ、今日はひとりにして





──あんた大丈夫なの?顔色悪いよ























智樹は私のこと好き?愛してる?




――あぁ好きだよ






ほんと?じゃあ愛してる?






――だから好きだって






好きなのはわかったから、愛してるの私のこと?














――なみかだけがすきだって言ってるじゃないか



















私のことを愛してるとはいってくれなかったわね。




本当はわかってたのよ。あなたがほかの女を愛してることくらい。
あなたは私に同情してただけ。私にとってあなたが初めての人だったから。




でもね、そんなの私にはむなしいだけなの。




あなたの心がもらえないのにあなたに優しくされても意味ないの。












他の女をおもいながら私を抱くあなたのそばにいるのはつらかった。







でも、あなたに私から別れを告げることができなくて、結局あなたに捨てられて
しまったわ。





私はあなたの前で泣いたりしなかった。あなたに甘えることもしなかった。
だってそんなことしたらあなたを悲しませるだけだもの。










ううん、ちがう。さびしい女だってあなたに思われたくなかったのよ。










だから、私はあなたと別れることにも未練はないってふりをして あなたから逃げたわ。


















あなたのことを想うと涙が止まらない。
どうしてかしら。あなたに出会う前は泣くことなんて一度もなかったのに。









泣くことがこんなに苦しいなんて。愛した人が去っていくのがこんなにも辛いことだなんて しらなかった。








いっそのこと、このまま死ねたらいいのに。そうしたら、私の心にはあなたが存在したまま 終わることができるわ。







それなのにアナタは言ったわ

















お前が本当に愛せるのは俺だけだ



















そしてあなたは私にアリウムの花束をくれたわね。 無限の悲しみという花束を。












……家に帰って、その花を水にさしたらその中に別の花が一本 紛れ込んでいたのに気付いたわ


























どうして、あなたのことを忘れさせてくれないの―――


























※紫蘭の花---互いに忘れないように


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うっわー
なんじゃこのストーリー
かいててせつなくかつ恥ずかしくなってきた・・・///
でもなんか書いてよかったなって思える作品ですv

30分で結構できるもんだね。
まっ人には見せないけど

10月12日
おととい10月10日は目の日だったのにー残念・・・







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11月15日
見せないっていいながら、結局、載せてしまいました・・・
サイトに小説のせるの確かはじめてかも。
キャー緊張します!
打たれ弱いので、批評はききたくないです。
といいながら、ひとの評価もきになっているという
矛盾した考えを持つ。
まぁ自己満足!ってことでよろしくお願いします。